〜理容室・美容室(美容院)経営の法律知識〜

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理容室・美容室(美容院)の開業・経営に必要な行政手続や法律知識について、さまざまな情報を提供しています。理美容室経営者の方や将来独立開業予定の理容師・美容師の方、理美容業界関係者の方は、ぜひお読みください!
3-7.エイズ問題と理容室・美容室の衛生管理
 エイズ問題について、特に顔そりを行うことの多い理容室において、一時期話題になったことがありました。 結局、理容室におけるエイズ感染の可能性は低いということで沈静化したのですが、この問題に関する厚生省の通達を掲載しておきます。

○エイズ問題総合対策大綱の実施について
 (昭和62年3月31日 衛指第78号 厚生省通知 一部抜粋)

1.エイズに関する正しい知識の普及について

 現段階におけるエイズ対策の基本は、国民がエイズに関する正しい知識を持ち、感染の危険を回避することであるが、特にエイズの感染経路に関する無用の不安や誤解を解消するとともに営業者等に対する啓発を行うため、環境衛生関係営業の営業者等に対する正しい知識の普及を図られたいこと。
 なお、エイズに関する啓発資料(別添)を作成したので、啓発活動に当たっての参考とされたいこと。

2.理容所等の衛生管理の徹底について

 理容所及び美容所において、エイズに感染したとする報告例はなく、その可能性は極めて小さいものといわれている。また、仮に、かみそり等に血液が付着した場合であっても、流水で丹念に洗浄することにより、エイズウィルスの感染を防ぐことができるものとされている。  従って、皮膚に接する器具については、客1人ごとに使用後流水で丹念に洗浄することを徹底させるとともに、他の伝染性の疾病についても一層の感染防止を図るため、洗浄後は法令に定めている消毒を徹底させることにつき、関係営業者に対し指導されたいこと。
 なお、全国理容環境衛生同業組合連合会及び全日本美容環境衛生同業組合連合会に対し、都道府県の衛生部局と連絡を密にして消毒等の一層の徹底について周知するよう通知しているので申し添える。 (別添:一部抜粋)

〔理容店、美容店の方へ〕

 理容店や美容店では、エイズに感染したとする報告はありませんので心配はありません。  しかし、多くの感染性の疾病を防ぐためにも、カミソリなどの皮膚に接する器具については、次の点を守ってください。
  1. カミソリなどについて、1客ごとに使用後、流水で丹念にスポンジ等で汚れを洗い落としてください。
  2. その次に、法令で定められた消毒方法のうち、器具の材質等に見合った方法により消毒を徹底してください。