メールマガジン 週刊「理容室・美容室の経営法務」 バックナンバー
■■■■■□□□□□■■■■■□□□□□■■■■■□□□□□■■■■■
  週刊「理容室・美容室の経営法務」 第18号 2006年2月22日発行
■■■■■□□□□□■■■■■□□□□□■■■■■□□□□□■■■■■
+=================================+
     <発行元:行政書士 森法務事務所 毎週水曜日発行>
  URL:http://www.ribiyou6pou.com/ MAIL:magazines@ribiyou6pou.com
+=================================+
□□□□□〓〓〓〓〓□□□□□〓〓〓〓〓□□□□□〓〓〓〓〓□□□□□
*━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━*
 ○今週の記事
  ・今週の話題:松井選手の新しい髪型?
  ・耳寄り情報:15ヶ月間で15kgのダイエット法(7)
  ・法律の知識:新会社法で有限会社がなくなる?!(3)
*━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━*

★☆今週の話題:松井選手の新しい髪型?☆★

 みなさま、こんにちは! 行政書士の森です。
今週も、どうかよろしくお願いいたします。

 さて、久々に「髪型」に関する話題です。TVやスポーツ誌でも取り上げら
れていましたが、メジャーリーガーの松井秀樹選手が、ニューヨークの美容院
にいってパーマをした後、「パーマがかかりすぎて、髪型が落ち着くまで時間
がかかりそうだ」とコメントしていました。
 これ、女性の目から見て、あるいは皆様のようなプロの目から見て、どうな
のでしょうね? やはり、「失敗」なんですかね?
 松井選手はしないと思うのですが、アメリカといえば訴訟社会。こういった
場合にも、裁判に訴える人も日常的に多いのでしょうね。スポーツ選手の場合
は、基本的にはルックスではなく実力の世界とはいえ、TVやCMなどで露出
する機会も多いだけに、「損害額」も恐ろしいものがありそうです。

 ところで、松井選手の故郷は、石川県の能美市(市町村合併により昨年誕生
した市で、もともとは根上町)ですが、ここには昨年の12月8日にオープン
した「松井秀喜ベースボールミュージアム」があります。
 私が住んでいる金沢市からも、それほど遠くないので、金沢方面に観光に来
られる予定のある方は、ぜひお立ち寄りください。
(もっとも、私はまだ行ってないのですが…)

 ・松井秀喜ベースボールミュージアム http://www.hideki.co.jp/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

★☆耳寄り情報:15ヶ月間で15kgのダイエット法(7)☆★

 前回の続きです。今回は、運動についてです。
 
5.運動は軽めに。エレベーターを使用せず、階段を使うといった程度。

 もちろん、スポーツジムに通うなど、もっと積極的に運動をしてカロリーを
消費するに越した事はないでしょう。
 ただ、問題はそれが「続くか」だと思うのですね。これはあくまで私の個人
的な意見なのですが、「ダイエットのために特別なことをする」のは、なかな
か続かないと思います。もちろん、それまでと全く同じ生活パターンを続けて
いたのでは、それまでと同じように体重が増えていくだけで、ダイエットは不
可能でしょう。
 しかし、ある日突然「やるぞ!」と気合を入れて、ダイエットのために多く
の時間や労力やお金を「犠牲にする」という発想では、やはりそのうちに続か
なくなると思います。
 あくまで「日常生活に組み込める範囲内」で「少しだけ我慢をする」ことが
ダイエットを成功させる秘訣ではないでしょうか?

 ところで、これは特に、学生時代などに運動部に所属していた人が陥りやす
いワナだと思うのですが、卒業して運動をやめた後も、同じようなメニューの
食事を摂り続けることで、「摂取カロリー」と「消費カロリー」のバランスが
崩れ、太ってしまうというパターンです。
 こういった場合に、社会人となってからも、学生時代と同じだけの運動量=
消費カロリーを維持するのは、やはり難しいと思うのですね。
 したがって、やはり「摂取カロリー」を減らす事が、ダイエットの近道のよ
うな気がします。(次号に続く)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

★☆法律の知識:新会社法で有限会社がなくなる?!(3)☆★

 それでは前回の続きです。新会社法が施行されると、現在有限会社で理容室
や美容室を経営されている方は、取締役や監査役を増員する事も、資本金を増
額する事もせずに、株式会社へ組織変更することができます。そうなると、や
はり「株式会社」という語感への魅力から、株式会社への組織変更を検討され
る方も多いと思います。
 しかし、新会社法施行後の「株式会社」は、現在の「有限会社」に近い会社
組織に出来るとはいえ、全く同じというわけにはいきません。実は、従来の有
限会社組織の方が、運営しやすい面もあるのです。
 今回は、新会社法施行後の株式会社が、従来の有限会社と比較して、どのよ
うな点で異なるのかについて取り上げていきたいと思います。

○取締役の任期があること

 まず、取締役の任期については、従来の有限会社では「無期限」であったも
のが、原則は2年となることです。任期は定款で定めることによって10年に
延長することができますが、逆に10年に一度となると、変更登記を忘れてし
まう可能性が高くなります。
 なお、役員変更の登記を放置していますと、過料が科せられるほか、「みな
し解散」といって、登記簿上会社が解散させられてしまう事もあるので、この
点はご注意下さい。

○決算公告が必要なこと

 次に、有限会社では不要であった決算公告が株式会社では必要となります。
決算公告とは、株式会社の決算書を新聞や官報などに掲載することです。従来
はこの掲載料金がバカにならなかったのですね。

 しかし、新会社法では、インターネットのウェブサイトに掲載する方法も認
められています。この場合、公告内容を5年間掲載しなければなりませんが、
そのために使用するサーバースペースはそれほどでもないと思われますので、
現在すでにウェブサイトを持っている会社にとっては、もっともコストがかか
らない方法だといえます。
 もっとも、決算書の内容があまり人に見せられないような状態ですと、5年
間も続けて掲載することに抵抗を覚えるかもしれませんが・・・

 なお、余談ですが、現在の法律でも株式会社ならば決算公告をする義務があ
ります。しかし、実際のところ、それをきちんと行っていた会社は少なかった
ともいわれています。また、そのことが原因で過料を科せられたという話も、
あまり聞いたことがないそうです。

 ただし、だからといって「なんだ、じゃあ決算公告なんてしなくていいや」
とは思わないで下さい。今回の会社法の改正は、中小企業のための改正と言わ
れ、中小企業の実情を考慮して、例えば取締役は1名でよいなど、かなりの点
で「規制緩和」が進んでいます。
 にもかかわらず、なぜ現在の中小企業の実態としては、あまり守られていな
い「株式会社の決算公告」のルールが、新会社法の中に残されているのか?
 これは、世の中の流れが「規制緩和」だけでなく、同時に「コンプライアン
ス(法令順守)」も重視していることにあると思われます。
 言い換えますと、ルールが厳しすぎて、現実にはあまり守られていない場合
に、ルールそのものを現実に合わせて緩くするかわりに、その緩くなったルー
ルさえ守れない場合には、きちんと取り締まるという考え方に変わるかもしれ
ないということですね。

○株主総会の招集通知が必要なこと

 最後の、株主総会の「招集通知」は一見面倒くさそうですが、株主が1名だ
けの場合には不要ですし、株主が複数いる場合には必要ですが、口頭やeメー
ルで通知することも認められています。それに、多くの中小企業では株主全員
といっても身内の2〜3名だけということが多いでしょうから、こちらはあま
り気にする必要はないと思われます。

 結局、「株式会社」になるか、「有限会社」を続けるかは、変更する手続き
自体の費用・手間(定款変更や変更登記など)のほかには、「決算公告」がネ
ックとなりそうですね。

 一方、有限会社を株式会社にするメリットも、確実に存在します。

○「会計参与」を設置できること

 例えば「会計参与」を設置して決算書の信頼性を増し、銀行の融資を受けや
すくするといったことが出来るようになります。この「会計参与」については
また別の項目で説明しますが、会計参与は有限会社では設置することができま
せんので、設置する場合には株式会社に組織変更をする必要があります。

○さまざまな種類の株式を発行できること

 また、経営の安定を図るため、さまざまな手段をとることができるようにな
ります。例えば、株主間で株式を譲渡する場合にも、一定の制限を設けること
が出来るようになることや、「株主になってほしくない親族」が相続によって
株主となってしまうような場合に、その株式を強制的に買い上げてしまうこと
ができる制度を利用することができるようになります。

 それに、やはり「株式会社」のもつ言葉の響きは、捨てがたいものがありま
すよね。

 なお、新会社法が施行された後では、有限会社はいつでも株式会社になれま
すが、逆に株式会社が有限会社に「戻る」ことは出来なくなりますので、慎重
に対応する必要があります。

 しばらくは、あわてずに様子を見るというのも、ひとつ方法であると思われ
ます。

□□□□□〓〓〓〓〓□□□□□〓〓〓〓〓□□□□□〓〓〓〓〓□□□□□
<ご注意>
 当メルマガの記事は、法律の専門家では無い方を対象に、なるべく解り易く
読んで頂けることを基本コンセプトにしております。したがって、内容の厳密
さという点では、多少いたらない点もございます。
 実際にこの記事に書かれているようなトラブルを抱えている方につきまして
は、当事務所もしくは他の法律専門家の方に、個別に相談されることをお勧め
いたします。

 ※当事務所ではすでに起きてしまった法的なトラブルに対する示談交渉、
  和解、訴訟代理等の業務は行っておりません。

□□□□□〓〓〓〓〓□□□□□〓〓〓〓〓□□□□□〓〓〓〓〓□□□□□
<編集後記>
 あいかわらず、今週も名古屋と金沢を往復する生活が続いております。交通
費と滞在費、移動に伴う体力などが、日に日に消耗してきています。
 もっとも、私はもともと名古屋育ちなので、この機会に昔の友人や同僚、教
え子などに会って話をするのが、楽しみでもあります。
 先日は昔の教え子と飲みに行ってきましたが、「松井サブレ」というお菓子
をおみやげに渡したところ、すごくウケました。ちなみにこの「松井サブレ」
金沢駅などのキオスクに行けば、すぐに手に入ります。
 そして、金沢に帰るときには、名古屋みやげを買って行きます。ちなみに、
名古屋では「坂角のゆかり」や「千なり」を良く買います。

 それでは、次号もよろしくお願いいたします。

■■■■■〓〓〓〓〓■■■■■〓〓〓〓〓■■■■■〓〓〓〓〓■■■■■
 ○発行元:行政書士 森法務事務所 毎週水曜日発行
  URL:http://www.ribiyou6pou.com/ MAIL:magazines@ribiyou6pou.com
 ○本誌に掲載した記事内容の無断転載・転用・転送は一切お断り致します。
■■■■■〓〓〓〓〓■■■■■〓〓〓〓〓■■■■■〓〓〓〓〓■■■■■
    Copyright (C) 2006 Yoshifumi Mori. All Rights Reserved.
第17号へ ←|第18号|→ 第19号

メルマガ登録・解除
週刊「理容室・美容室の経営法務」
   
バックナンバー
powered by まぐまぐトップページへ
このページは、サブウィンドウを使用して表示されています。
読み終えましたら、このウィンドウを閉じていただければ、メインページに戻ります。
検索エンジン等から直接このページに来訪された方は、こちらをクリックしてください。
『理美容六法.com』 ‐理容室・美容室経営の法律知識‐
Copyright (C) 2006 Yoshifumi Mori. All Rights Reserved.