メールマガジン 週刊「理容室・美容室の経営法務」 バックナンバー
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  週刊「理容室・美容室の経営法務」 第29号 2006年5月10日発行
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     <発行元:行政書士 森法務事務所 毎週水曜日発行>
  URL:http://www.ribiyou6pou.com/ MAIL:mailmaga@ribiyou6pou.com
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 ○今週の記事
  ・今週の話題:メタボリックシンドロームについて
  ・耳寄り情報:理美容室経営者のためのSEO対策法(9)
  ・法律の知識:合同会社とはどんな会社か?(2)
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★☆今週の話題:メタボリックシンドロームについて☆★

 みなさま、こんにちは! 行政書士の森です。
今週も、どうかよろしくお願いいたします。

 さて、今週の話題は、すでにニュース等でも盛んに報道されましたが、メタ
ボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の状況についてです。
 これについては厚生労働省のサイトに、その内容が掲載されています。
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/05/h0508-1.html
 
 特に、中高年の男性は要注意ですね。。。
 このメルマガでも紹介しましたが、今こそ「15ヶ月15kgダイエット」、あな
たも始めてみませんか(笑)

 ともあれ、こういった情報提供も、理容・美容では必要になるかもしれませ
ん。髪も体内も美しく、もちろん、心も美しく・・・ですね。

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★☆耳寄り情報:理美容室経営者のためのSEO対策法(9)☆★

 前回の続きです。今回は「スニペット」についてです。
「スニペット」とは、Google等の検索エンジンで検索結果のタイトルの下に表
示されるテキストのことです。

 例えば、Googleで「美容室 経営」とキーワード検索をすると、検索結果の
3位(日によって多少変わります)に私のサイト
『理美容六法.com』 〜理容室・美容室の経営法務相談所〜
が表示されますが、その下に次のような説明文が表示されます。

理容室・美容室(美容院)経営に必要な行政手続や法律知識について、理美容
業界に詳しい行政書士がさまざまな情報を提供しています。 

 この表示される説明文が「スニペット」です。そして、この「スニペット」
を、検索に使われたキーワードにもよるのですが、基本的には自分で設定する
ことが出来るのですね。

 設定方法は多少専門的な話になるのですが、ウェブサイト内に
<META name="description" content="スニペットの文章">
というタグを書き込むことで設定します。なお、ホームページビルダーなどの
作成ソフトでも設定する事が出来ます。

 「スニペット」を自分で設定するメリットは、まずスニペットの中に自分が
ターゲットにするキーワードを埋め込む事で、検索結果の上位を狙えることが
あげられますが、さらに、検索結果を見たユーザーの興味を引くような文章を
設定する事で、自分のサイトへの誘導を図る事ができるというメリットもあり
ます。

 したがって、「スニペット」の文章は、キーワードを埋め込む事を意識しつ
つも、不自然な文章であってはならず、それを読んだユーザーがそのサイトを
訪れて見たいと思わせるような文章であることが理想ととなります。
(次号に続く)

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★☆法律の知識:合同会社とはどんな会社か?(2)☆★

○合同会社は「人的資産」を活用できる会社形態

 もともと、株式会社は大企業を想定して作られた会社組織でした。また、
「所有と経営の分離」と言って、会社のオーナーである株主は経営には直接タ
ッチせず、専門知識をもった経営者が、会社の経営を行うというシステムを前
提に考えられた企業形態でした。

 要するに、株式会社では「お金を出す人」と「実際に経営する人」が別の人
間であることが前提なのですね。そこで、経営陣が会社を「食い物」にして、
株主らの利益を省みずに私服を肥やしてしまうような事態を防ぐために、商法
などの法律でいろいろな規制を設けていたわけです。株式会社では、やれ取締
役の任期が2年とか、株主総会の議決権はこうだとか、決算公告をしろだとか
とかく法律による規制が多い理由はここにあるのですね。

 ところが、実際には株式会社の90%以上は、「所有と経営」が一致する、
いわゆる「オーナー会社」なのですね。したがって、「自分の会社のことなの
に、何でこんなにも多くのことを、法律で規制されなければならないのか」と
思っていた方も多かったのではないでしょうか?

 また、株式会社では、結局のところ、「知恵や汗を出した者よりも、お金を
出したものが一番偉い」という面があることも、否定できません。最近の企業
買収合戦などを見ていますと、特にそう思います。株式を買い占めた人間が、
実際に会社を切り盛りするために働いている人たちよりも、「一番強い」ので
すね。

 一方、従来からあった合名会社などでは、社員(出資者)が会社の経営に関
して最終責任を負うため、うっかり他人に経営を任せてしまったら、あとでど
うなるか分かりません。ここでは「所有と経営」は一致しているのですね。し
たがって「自分の会社だから、自分でルールを決める」ことも、割と自由に認
められていたのです。

 また、株式会社とは異なり、「労務やノウハウ」を出資して社員となること
も出来ましたし、定款の定め方によっては、そうした「お金は出さないけれど
知恵や汗を出す」人間にある程度会社の経営権を持たせたり、利益配当を出し
たりすることも出来ます。会社の業績に貢献した人間に、それ相応の地位や利
益配当を与えやすい組織なのです。しかし、「無限責任」などがネックとなっ
て、あまり普及しなかったのですね。

 この点、合同会社では「有限責任」でありながら、株式会社と比べれば「自
分の会社のルールは、自分で決める」という「定款自治の原則」が広く認めら
れています。また、例えば「お金は少ししか出資しないが、知恵やノウハウを
提供する」という人間に、より多くの地位や利益配当を与え、彼らのモチベー
ションを引き出すことも出来るわけです。

 21世紀は「人の時代」と言われています。すぐれた工場設備や立派な店舗
などといった「有形資産」よりも、特許やすぐれたビジネスモデルといった「
無形資産」が、企業をより発展・成長させる時代になってきています。そして
こうした「無形資産」は、人間の能力や知恵、ノウハウから生み出されるもの
です。

 こうした時代に、その人間の能力や業績・貢献度に応じて、経営についての
発言権や利益配当を与えることが、合同会社では可能なのですね。

 ただ、できれば新しい時代の新しい会社に、もっとふさわしい名前にしてほ
しかったのですが・・・「合同会社」では、「合名会社・合資会社」のイメー
ジからか、最初から古臭いネーミングだなと思うのは私だけでしょうか?

 まあ、それはともかく、次節以降で、合同会社についてさらに詳しくみて行
きます。
(次号に続く)

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<ご注意>
 当メルマガの記事は、法律の専門家では無い方を対象に、なるべく解り易く
読んで頂けることを基本コンセプトにしております。したがって、内容の厳密
さという点では、多少いたらない点もございます。
 実際にこの記事に書かれているようなトラブルを抱えている方につきまして
は、当事務所もしくは他の法律専門家の方に、個別に相談されることをお勧め
いたします。

 ※当事務所ではすでに起きてしまった法的なトラブルに対する示談交渉、
  和解、訴訟代理等の業務は行っておりません。

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<編集後記>
 前回の編集後記でもお話しましたが、1日より会社法が施行されました。
 最近、私のウェブサイトでも、この「会社法」に関連するキーワード検索に
よって訪れる方が、結構増えてきています。
 ちなみに、自分のサイトを訪れた方が、どの検索エンジンを利用して、どの
ようなキーワード検索をしてやってきたのかということも、「アクセス解析」
によってわかるようになっているのですね。これについては、また後日触れて
いきたいと思います。

 先週に引き続いて、またまた宣伝で恐縮ですが、会社法に関しては、知り合
いの行政書士と共同で新たに別のウェブサイトを立ち上げましたので、よろし
ければそちらもご覧下さい。
 「新会社法Guide」 http://new-companylaw.value-guide.org/

 それでは、次号もよろしくお願いいたします。

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