メールマガジン 週刊「理容室・美容室の経営法務」 バックナンバー
■■■■■□□□□□■■■■■□□□□□■■■■■□□□□□■■■■■
  週刊「理容室・美容室の経営法務」 第33号 2006年6月7日発行
■■■■■□□□□□■■■■■□□□□□■■■■■□□□□□■■■■■
+=================================+
  <発行元:司法書士・行政書士 森法務事務所 毎週水曜日発行>
  URL:http://www.ribiyou6pou.com/ MAIL:magazine@ribiyou6pou.com
+=================================+
□□□□□〓〓〓〓〓□□□□□〓〓〓〓〓□□□□□〓〓〓〓〓□□□□□
*━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━*
 ○今週の記事
  ・理美容室経営者のためのSEO対策法(13)
  ・理容室・美容室経営における合同会社の活用法(2)
*━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━*

★☆理美容室経営者のためのSEO対策法(13)☆★

 みなさま、こんにちは! 司法書士・行政書士の森です。
今週も、どうかよろしくお願いいたします。

 さて、前回の続きですが、自分のサイトの検索結果を上位に表示させるため
に、外部要因としてとりうる対策は、前回説明したように、他のサイトから自
分のサイトへのリンクを貼ることです。
 そして、このリンクは、基本的には多い方が効果的です。したがって、検索
エンジン対策として、外部のサイトから自分のサイトへのリンクを増やすため
に、以下のような手段をとることが考えられます。

1)Yahoo!のカテゴリ登録など、各種の検索エンジンの「ディレクトリ」に個
  別に登録をする。
2)マイナーな検索エンジンについても、いくつか登録をする。
3)知り合いのサイトと「相互リンク」をしてもらったり、また、知り合いで
  なくても、メールなどで「相互リンク」の申し込みをする。
4)ブログの「トラックバック」機能を利用して、リンクを貼る。
5)サイト宣伝用の掲示板に、自分のサイトへのリンクを貼る。

 さて、まず1についてですが、Yahoo!にカテゴリ登録をするためには、商用
サイトの場合には約5万円の費用がかかります。(業種により異なります)
 しかし、この費用は登録申請時、つまり最初の段階でのみ課金されますので
一度登録されれば基本的には月々の費用はかかりません。そして、ここが重要
なところなのですが、Yahoo!にカテゴリ登録されると、そのカテゴリを伝って
のアクセスが増える事はもちろんですが、Yahoo!以外の検索サイトの検索結果
にも影響を与えるということです。
 これは、Googleなどの検索エンジンが、カテゴリ登録をYahoo!からそのサイ
トへの「リンク」とみなすからです。

 一般に、自分のサイトへのリンクが多ければ多いほど、自分のサイトの検索
結果は上位に表示されやすいのが原則なのですが、ただ、このリンクについて
は、実はその「数」よりも「質」が問題となるのです。

 前回のたとえ話でいいますと、自分が開拓した町に多くの人が訪れるように
するためには、まず他の町や幹線道路から、自分の町にアクセスできるような
交通網を整備する必要があるということなのですが、このルートは、基本的に
は多ければ多いほど良いということになります。
 しかし、人口の少ない町から自分の町へのルートを整備するよりも、人口の
多いにぎやかな町から自分の町へのルートを整備したほうが、人を呼び込む上
でより効果的であるといえます。

 同様に、人があまり訪れないサイトから自分のサイトへのリンクを貼るより
も、アクセス数の多い人気のあるサイトから自分のサイトへのリンクを貼った
方が、よりサイトの閲覧者数のアップに貢献する事は間違いありませんが、そ
れに加えて、このようなリンクが貼られている事自体が、ロボット検索エンジ
ンにも評価されて、検索結果をより上位に押し上げる効果があるのです。

 例えばGoogleの場合には、以下のような説明がなされています。
http://www.google.co.jp/intl/ja/why_use.html
 この説明文の中の、「PageRankTMについて」という部分が、今説明した部分
に該当します。同じ「一票」でも、Yahoo!からの一票と、誰も見ないようなサ
イトからの一票では「重み」が違うのですね。

 ところで、商用サイトをYahoo!に登録するためには、「ビジネスエクスプレ
ス」という有料サービスを利用する必要があります。
http://bizx.yahoo.co.jp/ex_01.html
 これによると、Yahoo!に支払う約5万円の費用はあくまで「登録審査料」で
あり「登録料」ではない、したがって、お金を払ったのに登録されないことも
ありうるような説明がなされています。
 しかし、登録申請をするサイトが以下の基準に適合していれば、だいたいは
登録されているようですので、この点はあまり心配ないでしょう。
http://bizx.yahoo.co.jp/r1_01.html#1-1

 あとは、この金額負担をどう考えるかですね。(次号に続く)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

★☆理容室・美容室経営における合同会社の活用法(2)☆★

 引き続き、理容室・美容室経営における「合同会社」の活用法です。

○少人数で、共同で合同会社を設立

 合同会社のメリットのひとつに、当事者の合意さえあれば、出資の額とは無
関係に、利益の分配を定めることが出来るという点があります。例えば敏腕の
スタイリストAさんと、会社の経営実務に詳しいBさんと、お金をもっている
Cさんが協力して会社を立ち上げる場合に、例え出資額がAさん100万円、
Bさん200万円、Cさん700万円という割合だとしても、ABC三人の合
意があれば、利益の分配をAさんが50%、Bさんが30%、Cさんが20%
というように定めることも自由に出来るのですね。

 このように、「実際に働く人間」に利益を多く配分することで、彼らのモチ
ベーションを引き出すことが出来るというわけです。合同会社が「人的資産を
有効に活用するための会社形態」と呼ばれるのは、まさにこの点にあります。
 さらに、会社の運営に関る重要事項の決定方法についても、当事者の合意さ
えあれば、かなり自由に定めることが出来ます。

 一方、株式会社では、上記のような場合、通常は「お金をたくさん出したC
さんが一番強い」ということになります。原則として利益の分配や、株主総会
の議決権は、Cさんが一番有利になります。たしかに「給与」としてAさんや
Bさんに報いることは出来るかも知れませんが、そうすると結局AさんやBさ
んはCさんに「雇われている」ということになってしまい、「共同経営」の場
合と比べて、モチベーションも引き出しにくいのですね。

 もっとも、「共同経営」というのは、一般に利益の配分や会社の経営方針な
どを巡って対立しやすい面もあります。したがって、設立時によく当事者で話
し合っておく必要はあるでしょう。(次号に続く)


□□□□□〓〓〓〓〓□□□□□〓〓〓〓〓□□□□□〓〓〓〓〓□□□□□
<ご注意>
 当メルマガの記事は、法律の専門家では無い方を対象に、なるべく解り易く
読んで頂けることを基本コンセプトにしております。したがって、内容の厳密
さという点では、多少いたらない点もございます。
 実際にこの記事に書かれているようなトラブルを抱えている方につきまして
は、当事務所もしくは他の法律専門家の方に、個別に相談されることをお勧め
いたします。

□□□□□〓〓〓〓〓□□□□□〓〓〓〓〓□□□□□〓〓〓〓〓□□□□□
<編集後記>
 先週の日曜日に「簡裁訴訟代理等能力認定考査」を受験いたしました。
といっても、司法書士以外の方にとっては「簡裁…???」なにそれ? と言
われそうなので、簡単に説明しますと、この認定試験に合格した司法書士は、
簡易裁判所レベルの民事裁判で、弁護士とほぼ同じように法廷に立って訴訟活
動をしたり、金額がそれほど大きくない(目安として140万円以下)トラブ
ルの調停や裁判上の和解、あるいは裁判外での和解(いわゆる示談)を仕事と
して行う事ができるということです。

 したがって、私もいままでは自分のウェブサイトの中で、「※当事務所では
すでに起きてしまった法的なトラブルに対する示談交渉、和解、訴訟代理等の
業務は行っておりません。」と注意書きをしていたのですが、この試験に合格
すれば、例えば理容室や美容室で発生した、お客様や従業員とのトラブルにつ
いての法的解決についての相談も、ある程度は受ける事が出来るようになるの
ですね。

 結果発表は9月です。もし合格していたら、このメルマガで報告しますので
よろしくお願いします。ダメだった場合には、この話題にはいっさいふれない
ようにしますので、みなさまも「どうだった?」ときかないようにしてくださ
い。(笑)
 それでは、次号もよろしくお願いいたします。

■■■■■〓〓〓〓〓■■■■■〓〓〓〓〓■■■■■〓〓〓〓〓■■■■■
 ○発行元:司法書士・行政書士 森法務事務所 毎週水曜日発行
  URL:http://www.ribiyou6pou.com/ MAIL:magazine@ribiyou6pou.com
 ○本誌に掲載した記事内容の無断転載・転用・転送は一切お断り致します。
■■■■■〓〓〓〓〓■■■■■〓〓〓〓〓■■■■■〓〓〓〓〓■■■■■
    Copyright (C) 2006 Yoshifumi Mori. All Rights Reserved.
第32号へ ←|第33号|→ 第34号

メルマガ登録・解除
週刊「理容室・美容室の経営法務」
   
バックナンバー
powered by まぐまぐトップページへ
このページは、サブウィンドウを使用して表示されています。
読み終えましたら、このウィンドウを閉じていただければ、メインページに戻ります。
検索エンジン等から直接このページに来訪された方は、こちらをクリックしてください。
『理美容六法.com』 ‐理容室・美容室経営の法律知識‐
Copyright (C) 2006 Yoshifumi Mori. All Rights Reserved.