メールマガジン 週刊「理容室・美容室の経営法務」 バックナンバー
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  週刊「理容室・美容室の経営法務」 第34号 2006年6月14日発行
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  <発行元:司法書士・行政書士 森法務事務所 毎週水曜日発行>
  URL:http://www.ribiyou6pou.com/ MAIL:magazine@ribiyou6pou.com
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 ○今週の記事
  ・理美容室経営者のためのSEO対策法(14)
  ・理容室・美容室経営における合同会社の活用法(3)
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★☆理美容室経営者のためのSEO対策法(14)☆★

 みなさま、こんにちは! 司法書士・行政書士の森です。
今週も、どうかよろしくお願いいたします。

 さて、前回の続きです。商用サイトをYahoo!に登録するためには、「ビジネ
スエクスプレス」という有料サービスを利用する必要があります。
 この登録申請には、理容室・美容室のウェブサイトの場合には「審査料」と
して52500円(アートメイクを行う店やエステティックサロンでは157500円)
がかかります。果たしてこの料金、「高い」のか「安い」のか?

 実は、昨年の秋頃に、Yahoo!の検索システムが大きく変わっています。従来
は、あるキーワードで検索をかけた場合には、まずYahoo!にカテゴリ登録され
ているサイトが上位に表示され、その後にGoogleの検索結果と同様の順位で、
Yahoo!に登録されていないサイトが表示されるようになっていました。
 したがって、Yahoo!のキーワード検索で自分のお店のサイトが上位に表示さ
れるようにするためには、とにかくカテゴリ登録されることが必要だったので
すね。

 ところが、昨年の秋頃より、Yahoo!はGoogleとの提携を解消し、独自にYST
という検索エンジンを用いて、キーワード検索の結果を表示するようになり、
また、表示順位も、カテゴリ登録されているサイトかどうかにかかわりなく、
独自の基準で表示されるようになりました。
 その結果、Yahoo!にカテゴリ登録されているサイトだからといって、検索結
果が必ずしも上位に表示されるとは限らなくなってしまったのですね。もちろ
ん、カテゴリ登録されているサイトのほうが、より上位に表示されやすい傾向
が残っているのは事実ですが、従来のように「最上位」が約束されているわけ
ではなくなっています。

 その意味では、一昔前よりは、お金を払ってYahoo!にカテゴリ登録をする価
値は下がったともいえると思います。

 しかし、一方で、Yahoo!からキーワード検索ではなく、カテゴリをたどって
やってくる閲覧者が、依然として多いのもまた事実です。私の運営するサイト
『理美容六法.com』でも、内容が理美容室経営者向けという「特定多数」向け
のサイトであるにもかかわらず、アクセス解析をしてみると、Yahoo!からカテ
ゴリをつたってやってくる閲覧者の方は結構多いですし、まして理美容室のサ
イトであれば「不特定多数」の方が対象となりますので、例えば都道府県別の
理美容室のカテゴリをたどって訪れる閲覧者の方は、かなり多いと思います。

 そして、前回も書きましたように、Yahoo!のカテゴリに登録されることで、
Yahoo!のキーワード検索結果はもちろん、GoogleやMSNなど、他の検索エンジ
ンでの検索結果にもよい影響をあたえることになります。

 したがって、もしも自分のお店において、インターネットによる集客を広告
戦略のメインに考えているお店であれば、やはりカテゴリ登録はしておくべき
だと、個人的には思います。(次号に続く)

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★☆理容室・美容室経営における合同会社の活用法(3)☆★

 引き続き、理容室・美容室経営における「合同会社」の活用法です。前回ま
では、主にこれから法人化を目指す個人事業主の方にとってのお話でしたが、
合同会社は現在すでに株式会社や有限会社の形態で理美容サロンを経営されて
いる方にとっても、使いようによっては非常に役立つ会社組織だと思います。

○スタッフが独立する際の受け皿として

 それまで自店で働いていたスタッフが、お店を辞めた後、自店のすぐ近くで
独立開業し、お客様をもっていってしまうということは、良くも悪くも理美容
業界ではしばしば起こりうることです。
 こうした場合に、「オーナーがスタッフの独立を支援する代わりに、自店の
商圏を荒らさない場所で開業させ、売上(利益)のうち一定額を納めさせる」
という一種の「独立支援制度」として、合同会社を活用することができます。
 つまり、オーナーと独立するスタッフが共同して合同会社を設立し、新たに
出店する理美容室の経営を行うといったやり方です。

 前回も触れましたが、合同会社の社員は有限責任ですので、出資をするオー
ナーとしてはリスクの管理がしやすいですし、また、合同会社の意思決定の方
法や利益の分配割合は定款で自由に定めることが出来ますので、独立するスタ
ッフの側も、例えオーナーの出資額のほうが多くても、業務執行権は自分が握
るといった形態をとることも出来るわけです。

 このような独立支援制度を設けることは、スタッフを新規採用する際にもア
ピールポイントとなりますし、スタッフのモチベーションの向上にも繋がりま
す。また、独立後もオーナーともとスタッフの関係を良好に保つことが出来れ
ば、仕入や広告宣伝、経理事務などを共同して行うことによるコストの削減、
スタッフの採用や訓練での協力関係、技術ノウハウや顧客データの共用化など
で、さながらフランチャイズ・チェーン店のような「規模の経済メリット」を
得ることが出来るようにもなります。

 なお、顧客名簿の共用化については、個人情報保護法上、一定の手続きが必
要となりますので、この点にはご注意ください。(次号に続く)


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<ご注意>
 当メルマガの記事は、法律の専門家では無い方を対象に、なるべく解り易く
読んで頂けることを基本コンセプトにしております。したがって、内容の厳密
さという点では、多少いたらない点もございます。
 実際にこの記事に書かれているようなトラブルを抱えている方につきまして
は、当事務所もしくは他の法律専門家の方に、個別に相談されることをお勧め
いたします。

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<編集後記>

 現在世間ではワールドカップの話題で盛り上がっていますが、みなさまのお
店ではいかがですが?
 私も、それほど特別にサッカー好きというわけではないのですが、4年に一
度のワールドカップについては、興味をもってTV観戦しています。
 それにしても…オーストラリア戦…正直いって「あの負け方はないだろ〜」
と思いました。勝負の世界の厳しさを目の当たりにしましたよね。
 一方、お隣の韓国はトーゴに勝利。対戦相手のトーゴは監督が一時辞任する
など、混乱があったとはいえ、見事な逆転勝利でした。

 考えてみれば、ワールドカップでは日本よりも数多くの出場実績をもつ韓国
でも、本大会で「1勝」を挙げるまでは、長い年月がかかっています。各地域
の予選を勝ち抜いてきた強豪が集まってくるわけですから、そこで「勝つ」と
いうことは、本当に大変なことなのですね。

 予選リーグの対戦相手は、あとはクロアチアと優勝候補ブラジル…現実的に
は、決勝トーナメント進出はなかなか難しい状況ですが、まずはクロアチア戦
での「1勝」を期待しましょう。

 それでは、次号もよろしくお願いいたします。

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